2013年1月27日日曜日

アフリカ・ネーションズ・カップ(CAN)


先週より、南アフリカにおいて『アフリカ・ネーションズ・カップ(CAN)2013』が開催されている。

CANはアフリカのナショナルチームのチャンピオンを決める大会で、アフリカ諸国にとってワールドカップに次ぐ重要な大会である。CAN優勝国はコンフェデレーションカップへの出場権が与えられる。

2年に1回の開催で、昨年の2012年までは遇数年に開催されてきたが、今年の2013以降は奇数年開催に変更となった。つまり、幸運な事に、今年は、“2年連続”してCANを見られることになったのである。

昨年のCAN2012は、私にとって、アフリカ移住後の初のCANであったが、その盛り上がり方には圧倒させられた。チュニジア人はあらゆるカフェにて絶叫しながらテレビ観戦をしているし、アフリカ人の同僚達も、母国の試合の度に一喜一憂して母国のチームを見守っていた。夜間に行われていたゲームの時にはゴールが起きる度に、町中から、“ウオー”という音がこだまして響き渡り、引っ越したばかりの頃は、状況が理解できず、アパートから近所のカフェに何が起こっているのか聞きに行ったほどである。

昨年の『サンビアVSコートジボアール』の決勝戦は確か土曜日であった。アフリカ人の同僚が大会場を借り切って、試合(テレビ)観戦をしようとアレンジをしていたが突然キャンセルとなった。キャンセルの理由は未だに不明であるが、もし行われていたら、その熱狂ぶりはすざましかったであろう。まさか、両国の友人同士で怪我人が出ることを恐れてキャンセルしたのではないだろう。。

CAN2013は開催国の南アフリカと予選を通過した15ヶ国の計16ヶ国が競う。A~D各グループに分かれ、上位2チーム(計8チーム)が決勝トーナメントに進出することになる。優勝候補はザンビア、コートジボアール、ガーナであるという。

本日(1月27日(土))は、チュニジア人の友人たちとカフェで『チュニジアVSコートジボアール戦』を観戦したが、これはチュニジア人にとっては不本意な結果となった。コートジボアールに3対0で負けてしまったのである。ちなみにコートジボアールのFIFAランキングは14位、チュニジアは53位である。(ご参考までに日本は21位。)

中央はウサマ・タラギ選手
(カルタゴ国際空港にて)
試合の展開はややコートジボアールが押していた展開であったが、両チームともパスが流れるようなゲーム展開ではなかった。どちらかというと、両チームとも、個人の能力に依存する印象を受けた。特にコートジボアールの選手の身体能力は高かった。ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティFC所属)が2点目に右足で振りぬいたミドルシュートは見事であった。さすが、2年連続アフリカ年間最優秀選手である。ちなみに、有名なディディエ・ドログバも健在であった。2010年ワールドカップ直前の日本との強化試合で田中マルクス闘莉王と接触して右腕を骨折したのは記憶に新しい。チュニジアのチームでは、ウサマ・ダラギ(MF)が司令塔として活躍していたが、得点を挙げることができず残念であった。ちなみに彼とは10月にカルタゴ国際空港で話をしたことがあり、一方的に親近感を感じている。

両者はグループDであるが、コートジボアールはトーゴ戦に続いて2勝目、チュニジアはアルジェリアには勝っているのでこれで1勝1敗である。チュニジアも残りのトーゴ戦で結果を残せば、十分決勝トーナメントに行く可能性がある。まだまだチュニジアには諦めて欲しくない。『Allez-y, Tunisie!!』。
 

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